入間航空祭レポート その2
飛行展示と地上展示を書いてしまったので、他になにがある?と思っている方もいるでしょう。
ミス航空祭や中部航空音楽隊の演奏、トークショーなどもありましたが、そちらは見ていません。
で、私のお目当ては、警備犬の訓練展示です。
と、ここで疑問が・・・
パンフでは「警備犬訓練展示」となっています。
ですが、航空自衛隊では「歩哨犬」と呼んでいたはずです。(海自は以前から「警備犬」、陸は制度廃止)
現場では聞けなかったのですが、最近の警備重視の流れの中で変更があったのかもしれません。
訓練展示の内容は、もっとも基本となる「服従訓練」から、警察犬のような臭気判別、警察とはちょっと異なる結構高度なものまで一通りを展示してしていました。
アナウンス、展示する隊員とも、時折ギャグを交えて来場者を引き付けながら、次々と展示して行きます。
目的の臭気が入ったバックを判定する訓練
爆発物のにおいを覚えさせれば爆発物探知などに応用できます。
発見すると、座って隊員に教えます。
指示した重要物件を守る「物品看守」
訓練と分かっていても怖そうです。
鋭敏な嗅覚、聴覚を使った「不審者捜索」
不審者を発見すると、目前で吠え掛かり(噛み付きはしない)不審者の逃走を阻む「禁足咆哮」を行う。
隊員が不審者を詰問する間は、待機
ボディチェックの間も待機
(この不審者役の隊員は、見事に不審でした)
不審者が逃走すれば、隊員の指示により、「襲撃」する。
噛み付いて、引き倒します。
2頭による同時襲撃
大型犬2頭による同時襲撃は、かなりきつそうでした。
訓練終了後は、御褒美の遊びタイム
フリスビーキャッチなども、犬にとっては遊びです。
遊んであげることを御褒美として、訓練します。
最後に
「襲撃」訓練にも登場していた真っ黒なシェパード
結構珍しいです。
訓練を見た感想は、個別の科目の練度としては今ひとつかな、という感じですが、かなり多様な訓練をしているように見えました。
「警備犬」については、小説「日本海クライシス2012」にも登場(小説中では数少ない戦死者の一人?)させましたし、私は結構有用だと思っています。
「警備犬」については、機会があれば、別の時にまた書いてみたいと思います。
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