ロシア海軍がPMC業務に進出?
読売新聞によると、ロシア海軍がソマリア沖で他国商船の有料警護を請け負うことを検討しているそうです。
これは、11月20付のロシア紙「ガゼータ」が海軍当局者からの話として報じているようで、火のないところに煙というものではないでしょう。
ソマリア沖での海賊被害に対しては、海上自衛隊の派遣も検討されており、そうとうに酷い状況のようですが、なんとロシア海軍それをビジネスにするつもりのようです。
なんともコメントのしようがないニュースなのですが、ソマリアの海賊はカラシニコフ装備でしょうし、これもロシアのしかける新たなマッチポンプビジネスかもしれません。
ロシアのマッチポンプビジネスについては、中国に対するSu-27などの武器輸出が、インドや東南アジア諸国の兵器需要を喚起し、これに対して防空システムなどを売り込むといった例が挙げられます。
今までは紛争当事者の双方に武器を売り込むだけでしたが、今回の報道は、映画「アイアンマン」ばりに、自ら売った兵器を使用する海賊を退治するというものです。
映画ではヒーローとして描かれていますが、これはどう見ても極悪人の所業です。
« 災害時に六本木米軍ヘリポートが使用可能に | トップページ | 石垣島に米軍ヘリ »
「海賊対処」カテゴリの記事
- 非武装中立論の幻想が、日本籍船舶を海賊のターゲットにさせる(2011.08.16)
- ピースボートがまたしても良い教育(2010.05.12)
- ツーショット写真(2009.07.12)
- 海賊対処法可決成立(2009.06.27)
- P-3派遣(2009.05.31)
1 ■それガセ
残念、それガセですから。
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/35837272.html
ロシア海軍警備艦「ネウストラシムイ」に護衛されるオランダ船の運航会社は、
「私達は、この為に何も支払う事は無い」
と言っているぞ。
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii
投稿: シア・クァンファ | 2008年12月29日 (月) 18時45分
2 ■なるほど
そういう情報もあるんですね。
ただ役務提供を受けている民間会社情報では、誤報という断定も厳しいですね。
ブログも拝見致しました。
おもしろい編集方針のようですし、これからも拝見させて頂きます。
http://ameblo.jp/kuon-amata/
投稿: 数多久遠 | 2008年12月29日 (月) 19時14分