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2008年11月10日 (月)

防衛省に情報開示請求 その3

続報を書くと書いていながら、ずいぶんと間の開いてしまった開示請求について、その後の状況をお知らせします。


前回は、開示請求の内容が確定するまでのやり取りを書きました。

結果的に、ある部署の平成10年度から20年度にかけての保管文書リスト(発簡簿と来簡簿)を請求した訳ですが、8月25日に請求を受け付けて頂き、9月24日には開示・不開示の決定が出る予定でした。


保管文書リストなどという簡単な請求に1ヶ月もかかるものなのか、と訝しんでいると、決定の期限直前になって、また電話がかかって来ました。
最近10年間分のリストを請求した訳ですが、14年度以前の古いものについては、保存期間を過ぎた文書が破棄された結果、該当する保管文書なしということで、不開示という結果になるかもしれないということでした。
加えて、請求を取り下げれば、手数料も返還するとの事です。


確かに、14年以前の文書が残っているとしたら、それは保存期間10年と指定された文書で、極めて重要で、滅多に発簡されることのない文書ということになります。
それを考えると、無くてもおかしな話ではないのですが、なんとなく恣意的なものを感じ、請求は取り下げない旨を伝えました。


そして、期限である24日を過ぎたのですが、なんの連絡もありません。
こちらから電話で問い合わせてみると、事務手続きが送れていたが、先日発送したとのことです。
であれば、もう少し待ってみるかと思いつつ帰宅すると、「防衛省 MINISTRY OF DEFENSE」と書かれた封筒が着いていました。
早速開けてみると、文書の上端に割り印が押され、防衛大臣の角印が押された文書が出てきました。

しかし、なんと文書名は「開示決定等の期限の延長について(通知)」となっています。

内容を見てみると、期限をさらに30日延期するとなっています。そして、その理由は「開示決定等に係る事務処理及び調整に時間を要するため」となっていました。


至極簡単な請求にも関わらず、事務手続きの遅れを理由として期限延期となるとは、俄かには信じ難いのですが、こちらとしては待つ他ありません。
まさか、この間にマズイ文書を慌てて破棄しているのでは、などとも思いましたが、それはさすがにしないでしょう。


そうこうする内に、また1ヶ月が過ぎ、10月28日になってやっと通知が届きました。
今回の請求は、10年から20年の分ということで、請求としては11件になっていました。そして、やはり10年度から14年度分の5件については、文書不存在につき不開示、15年度以降分6件については開示という決定になっていました。

たったこれだけの事に、丸2ヶ月もかかりました。如何にもお役所です。


今回、結果的に約半分が不開示となったわけですが、文書不存在による不開示という結果は、意外に多いのかもしれません。

防衛白書を見ると、情報公開の実績が載っています。
20年度版防衛白書によると、19年度の実績は、
開示請求受付件数:1531件
開示決定:625件
部分開示決定:466件
不開示決定:239件
となっています。残り約100件は、何らかの理由により取り下げたものと思われます。

不開示の239件の中には、今回と同様に不存在を理由としたものが何件か含まれているでしょう。
おそらく開示請求の中には、「UFOに対するスクランブル件数」とか、「防衛省の原爆開発について」というような電波なモノもあるでしょうから。


ちなみに、不開示239件中、不服申し立て件数は209件にも及びます。
これを見ると、事務手続きの遅れという理由も分からなくもありません。
情報公開・個人情報保護室の方、お手数かけましてゴメンなさい。


続く

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