「しらせ」解体決定 ネットオークションに出せ!
24日、政府は7月に退役した南極観測船「しらせ」の保存を断念し、解体処分すると決定しました。
http://sankei.jp.msn.com/science/science/081024/scn0810242338004-n1.htm
文科省と防衛省は、「しらせ」を後世に残すため引き受け先を募集していました。いくつか提案のあった中から、海上博物館として展示保存する方向で検討していたようですが、改修費や維持費がネックとなって売却条件が折り合わず、結局解体、スクラップということになったようです。
ただし、スクリュー、いかり、艦名看板など少なくとも17以上の部品は取り外し、海上自衛隊の佐世保資料館で一般展示することになるようです。
展示保存の方向で努力はしたので、致し方ないとは言えるのでしょう。
しかし、これでまた文化遺産がまた一つ消えることになってしまいます。
あまりにも、もったいない。
そこで、文科省と防衛省に提案があります。
17と言わず、なるべく多くの部品を取り外し、ネットオークションにかけて下さい。
国や有志企業での保存が無理なら、一部だけでもマニアの手で保存すべきです。「しらせ」にはそれだけの価値があると思いますし、マニアの手元にあれば、それなりに大切にしてもらえるはずです。
防衛省の会計処理上は、前例のないことになるため大変でしょう。しかし税務署が差し押さえた資産などはオークションにかけられた実績もあります。
決して無理ではないはずです。
是非やって下さい。
私も、1点くらいは買いたいと思います。
※ 今回の記事は、あちこちにリンクを貼っていただけると助かります。
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