大変だろうなあ
YOMIURI ONLINEに総火演の記事が出ていました。
しかし、なんとタイトルは「陸自「総合火力演習」、原油高で燃料費1500万アップ」です。毎年やっている演習なので、TK-Xでも出てこない限り新味はないのでしょうが、それにしてもな~というタイトルです。
ですが、実際に自衛隊はホトホト困っているというのが実情でしょう。
自衛隊も役所の一端なので、年間に使える予算はキッチリ決められています。年間の予算をキッチリと使い切らないと次年度以降の予算が削られるため、計画はミリミリに立てられます。
為替レートが変動しただけでも相当に経費が変動するため、ミリミリと作った予算の修正を強いられるわけですが、1年前と比べれば円高になっている上、これだけ燃料費が上がると、計画の修正は極めて厳しいものになります。
予算の内訳では、人件費など削ることが不可能なものも多いため、勢いしわ寄せは訓練演習費などに行くことになります。
報じられるところでは、訓練効率よりも経済効率優先になっているようで、航空機の飛行速度を経済巡航速度にするなど、経費の削減につながるモノならなんでもヤルという状況のようです。
民間も苦しいのですが、現役の方々は苦労してるんだろうな~。
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陸自「総合火力演習」、原油高で燃料費1500万アップ
陸上自衛隊で最大規模の実弾射撃訓練「富士総合火力演習」が24日、陸自東富士演習場(静岡県御殿場市など)で行われた。
今回で50回目。時折強い雨が降る中、約2万人の見学者が訓練を見守った。
演習には隊員約2400人と、戦車・装甲車など車両約475台、火砲約40門、ヘリコプター約20機などが参加。約1時間30分の演習で、約44トン(約3億6000万円)の弾薬が使用された。戦車やヘリなどの燃料費は約5800万円で、原油高騰の影響で昨年比1500万円増だった。
(2008年8月24日19時03分 読売新聞)
しかし、なんとタイトルは「陸自「総合火力演習」、原油高で燃料費1500万アップ」です。毎年やっている演習なので、TK-Xでも出てこない限り新味はないのでしょうが、それにしてもな~というタイトルです。
ですが、実際に自衛隊はホトホト困っているというのが実情でしょう。
自衛隊も役所の一端なので、年間に使える予算はキッチリ決められています。年間の予算をキッチリと使い切らないと次年度以降の予算が削られるため、計画はミリミリに立てられます。
為替レートが変動しただけでも相当に経費が変動するため、ミリミリと作った予算の修正を強いられるわけですが、1年前と比べれば円高になっている上、これだけ燃料費が上がると、計画の修正は極めて厳しいものになります。
予算の内訳では、人件費など削ることが不可能なものも多いため、勢いしわ寄せは訓練演習費などに行くことになります。
報じられるところでは、訓練効率よりも経済効率優先になっているようで、航空機の飛行速度を経済巡航速度にするなど、経費の削減につながるモノならなんでもヤルという状況のようです。
民間も苦しいのですが、現役の方々は苦労してるんだろうな~。
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陸自「総合火力演習」、原油高で燃料費1500万アップ
陸上自衛隊で最大規模の実弾射撃訓練「富士総合火力演習」が24日、陸自東富士演習場(静岡県御殿場市など)で行われた。
今回で50回目。時折強い雨が降る中、約2万人の見学者が訓練を見守った。
演習には隊員約2400人と、戦車・装甲車など車両約475台、火砲約40門、ヘリコプター約20機などが参加。約1時間30分の演習で、約44トン(約3億6000万円)の弾薬が使用された。戦車やヘリなどの燃料費は約5800万円で、原油高騰の影響で昨年比1500万円増だった。
(2008年8月24日19時03分 読売新聞)
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