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2008年7月 3日 (木)

空母と下地島

しらね後継は軽空母スレにおいて、尖閣などを理由に中国とぶつかった場合に下地島を活用する話題が出てました。
ただし、下地島空港が作られた本来の目的である民間機操縦者向けの訓練が多く、自衛隊が使えないのではという意見でした。また、種子島近くの馬毛島を使用する話題が出ていたので、次のように回答してます。
なお、もともと空母スレなこともあり空母の話題がかなりでてましたが、いろいろな面で現状では不毛な論議なので、ヘリ空母と言って差し障りのない「ひゅうが」についてのみ言及してます。

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下地島は、民間航空機の訓練需要がシミュレーターの発展などで伸び悩み、当初予定されたほど使用されていなかったはずです。
そのおかげで、補助金を当て込んだ自衛隊訓練誘致の話も出ていたはず。

種子島沖では、航空機の作戦基盤としては遠すぎると思います。
空軍力で比較すると、既に中国には量的にも質的にも負けている状況なので、作戦空域までの距離はせめて同程度でないと苦しくなります。
尖閣中国本土間と尖閣先島間の距離が同程度なので、下地、宮古、石垣を使うのがベストではないでしょうか?
(石垣は滑走路長を延長したいけど、環境問題などで難しそう)

ひゅうがが有効に機能するとすれば、先島、那覇(あるいは九州)間の輸送護衛ではないでしょうか。
先島を使うとすれば、補給線が生命線になるように思えます。

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下地島のことを知っている人も多少はいました。
その点では安心しましたが、空母保有が現実的だと思っている方が多いことに、ビックリしました。
下地島については、別の機会に詳しく触れたいと思います。

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