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2008年7月 8日 (火)

F-22ラプターなら20機で十分か?

次期F-Xについて考えるスレで、20機(人によっては10機)のF-22を導入すれば、中国のSu-27を壊滅させられるから、20機で十分という意見が出てました。
その辺を理解しない空幕はバカだとまで言われてます。
約200機のSu-27に対して、F-22とSu-27の戦力評価が10:1だからという理屈なのですが、先日のブログ記事にも書いたとおり、交戦条件が全く考慮されていない意見だったので、次の通り書きました。

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10機や20機で十分という話になってますが、F-22と言えども20機では足りませんよ。

空幕は、基本的に今の防衛政策の中で検討をしているので、中国相手でも防空を基本で検討しているでしょう。スホーイが増強されているので、翼下にミサイルを付けないステルス形態で出撃するとすれば、アムラームCでも6発しか携行できません。
百発百中だったとしても1ソーティで120機しか落とせません。

中国も200機同時は無理としても、防空で何度もターンアラウンドするのは無理です。
となると、こちらもF-15があるとは言え、中国もMig-21やJ-10なんかを混ぜて攻撃されたら、F-22は間違いなく地上で破壊されます。

米軍みたいに、基本的に攻勢で作戦をするつもりなら、リスクが高い際は逃げればOKなわけですから、それこそ20機でも敵軍を壊滅させられるでしょうけど、防空では10:1だから大丈夫というわけにはいきません。

空幕はそんなにバカじゃないですよ。
でも、購入できるのなら、20機だけでもF-22という案自体は良いと思います。下地島にF-15を置いて、F-22は那覇に置けば、こちらもうまく戦力の集中ができます。

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20機は、十分な戦力ではありませんが、十分に戦力になります。
この論議の発端は、とりあえずタイフーンを購入しておいて、アメリカ議会の承認が下りたらF-22を20機購入というものでした。
戦力を考える上では、案自体は悪くないと思いますが、タイフーンとF-22の両方導入は実現性が薄いように思えます。まあ20年も先の話ならわかりますけどね。

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